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中小企業コラム

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開業に必要な5つのこと知ってる?【飲食店編】



いま、飲食店の開業を考えている方や準備中の方!
はたまた、将来、絶対自分のお店を持ちたいと夢見ているあなた!

開業や経営にまつわる「数字」の準備はできていますか?
「数字は苦手…」という方も経営するに当たって避けて通れないのが「数字」のこと…。

今回は飲食店に焦点を絞った開業時に知っておきたい「5つの数字」をご紹介したいと思います!



1.開業資金って?


まずはなんといっても開業資金。
主な内訳は3つ!

1.「物件取得費用」:保証金、礼金、仲介手数料など
2.「内装・設備費用」:内装工事費や厨房設備など店内の設備・備品
3.「運転資金」:お店が軌道に乗るまでに必要な資金



平均的な開業資金は1,000万円未満ですが、業態や規模、物件の状態によって必要となる設備が違いますよね。
そのため500万円程で済む場合もあれば、2,000万円以上かかることもあります。

開業にあたり用意する自己資金は、開業資金の3分の1が目安(最低ライン)
自己資金が少ないと必要な資金を調達するのが困難になりますね…。


2.売上予測の方法は?


開業前にどれぐらいの利益が見込めるのか予想を立てみましょう!
座席数、回転率をベースに、1日の売上を予測するための計算式です。

1日の売上=座席数×満席率×回転率×客単価



【座席数】
まだ座席数が決まっていない場合、 「坪数×1坪当たりに置く座席数」で、大体の座席数を把握できます。

【満席率】
満席時に客席が埋まっている割合を示す値で、60%~70%が目安。ただ、テーブル席は2人掛け用に1人が座っていることもあるため、テーブル席が埋まっている=満席とは限りません。


3.売上 対 家賃の割合


いくら良い物件でも、毎月払える金額の家賃でなければ、経営がうまくいっても首を絞めるもとになりかねません。
家賃は、売上の10%以内に収めることが理想的です!
つまり、10万円の物件であれば、月100万円の売上が必要になるということです。

4.売上 対 経費の割合


経費はどれぐらい必要か、経費をどの程度に抑えるべきか、飲食店経営者の悩みのポイントでもありますね。
飲食店の最大の経費が「家賃」「原価」「人件費」の3つ。
家賃の目安は3.に記載しましたが、残りの原価と人件費はどう考えるべきでしょうか。

飲食業界では、原価と人件費を合わせて、「FLコスト」といいます。
このFLコストを売上の60%以内に収めることがポイントとなります。60%を超える場合は、原価の低いメニューの考案や人権費の見直しが必要です。


5.損益分岐点の把握


売上目標を明確化するには、損益分岐点の把握が必要です。損益分岐点とは、利益も損もない状態のこと。

【計算方法】
変動比率=変動費÷売上高
損益分岐点=固定費÷(1-変動比率)



固定費は、家賃など売上に左右されない一定の費用のこと。一方、変動費は売上に左右される費用で、原価やアルバイトの人件費にあたります。


まとめ


いかかがでしたか?これから開業を考えている方、せっかく準備した資金を無駄にしないためにも5つのポイントをしっかり押さえて綿密に準備して成功させましょう!
また、既に開業し経営されている方も見直しが必要であれば、試してみてください♪




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